松崎昭玉 太玄太郎

TAYGEN

Author:TAYGEN
江戸衣装着人形師
四代目 松崎昭玉 太玄太郎
(マツザキ・ショウギョク・タイゲン・タロウ)
の作品集です。
主に「鍾馗」を題材としています。

製作依頼、ご要望などございましたら、
下記メールフォームよりご連絡ください。

鍾馗とは・・・?

鍾馗(ショウキ)とは中国の玄宗皇帝が大病を患い生死の境をさ迷われている時に夢枕に現れ夢の中の鬼を退治して玄宗皇帝を病魔より救ったと言い伝えられた。
後に神として敬われ邪気を追い払う象徴として鍾馗の像が飾られるようになりました。 室町時代に日本に伝わり端午の節句に飾られるようになり今では魔除けとして始終飾られるようにもなりました。

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第三回 作品展示

この作品も仲間息子のために作った鍾馗です。

衣装は瑠璃色というご希望があって作ったものです。
このような場合、イメージに合う色柄
無い事も多いのですが、
どうやらイメージ通りに仕上がったようで、
っていただける作品が出来ました。



瑠璃色二重蔓牡丹柄の衣装に
朱赤
の同じく牡丹柄の縁布をあしらってあります。
この朱赤の縁布が非常に高価な「正絹合金欄」というもので、
使っている量は少しですが、全体質感をぐっと引き立たせています。

CIMG4216.jpg

CIMG4211.jpg

振り付けはどっしりと構えた安定感のあるにしました。
全体的なシルエットが裾広がりになっていて
縁起担いだものになっています。

CIMG4214.jpg

今回、写真を沢山撮ってあったので四点ほど掲載しました。


手足

手足についてです。
昔は、練りといって桐の粉を糊で練ったもので、木糞 コクソといいます。
それを型抜きして作っていたのですが、
昔ながらの手足は職人不足で非常に手に入りにくくなったので、
今では職人が木彫で一つ一つ彫っています。



DSCN1013.jpg

木糞の手などはよくが折れたものですが、
今では木彫で作られているのでのものよりも丈夫です。

骨董屋などで見る昔の人形のがよく折れているのですが、
それは昔の製法で作ってあるからです。


江戸衣装着人形は・・・

江戸衣装着人形は細かく分業になっていて、
頭(カシラ)、髪付け、手足、小道具、台などなど、そして胴組みです。

細かく分業になっていて別々に職人がかかわって一つの作品になります。
最近めっきり細かなものを作られる職人が減ってしまったことで、
きびしい状況になり、兼業されている方も多いみたいです。

作業胴組みにあたります。

衣装を作って胴体に着せこみ最後に振り付けをします。
いわば作品の総合プロデュースってところですね。

これから少しずつ素材をお見せしていきますね。

第二回 作品展示

この鍾馗は仲間息子のために作ったものです。

雲柄金襴を裾にあしらい、
上着は前回このブログで展示した作品にも
使っていた復元織の色柄違いです。
振り付けも変えてありきく
低く力強く固まり感のある格好に仕上げました。
に吹かれている様を表現しています。


CIMG2895.jpg


CIMG2897.jpg

次の裂地

こちらの裂地は正絹合金欄というものです。
本金欄につぐ高価な裂地で「正絹合金欄」といいます。
主に表装、掛け軸などに使う裂地です。
柄は「弐重蔓中牡丹」といいます。



元旦にこちらのブログで展示した鍾馗の裾の縁に使われている裂地です。

これだけ高価な裂地を扱う職人さんが最近ではほとんどいなくなり、
ほぼ流通していないものになってしまいましたね〜。
残念な話です。

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